KnowBe4 ブログ

TOKYO, JP

Recent Posts

ディープフェイクを悪用したフィッシングにより2億香港ドルの被害が発生

ディープフェイクを悪用したフィッシングにより2億香港ドルの被害が発生

今回お伝えするハッカーによる事案は、少し前に多国籍企業の香港オフィスで発生しました。この企業名は公開されていません。ハッカーは、初期の攻撃方法としてフィッシングメールを使用し、次にビデオ通話を行い、ディープフェイクによって会議の参加者になりすますという前例のない詐欺を行いました。

開かざるを得ない履歴書ファイルを使って採用担当者を標的にする「More_eggs」マルウェア

開かざるを得ない履歴書ファイルを使って採用担当者を標的にする「More_eggs」マルウェア

求人、人材募集をされている企業や団体は特にご注意ください。サイバー犯罪者は、企業ネットワークに悪意のあるプログラムを潜り込ませる新たな手口を取り始めました。カナダのセキュリティ企業であるeSentireの研究者は、企業の求人への応募に見せかけ、応募の時に提出する履歴書に強力なバックドア「More_eggs」を送り込む悪意のあるフィッシングキャンペーンを発見しました。

リモートテンプレートインジェクションを悪用してメール添付Excelファイルから拡散されるDarkGateマルウェア

リモートテンプレートインジェクションを悪用してメール添付Excelファイルから拡散されるDarkGateマルウェア

Cisco Talosの研究者は、セキュリティフィルタを回避する新しい手法がフィッシングキャンペーンで使用され、DarkGateマルウェアが拡散していることを報告しています。

ビジネスメール詐欺は金銭詐取だけが目的ではない

ビジネスメール詐欺は金銭詐取だけが目的ではない

新たなデータが公開され、ビジネスメール詐欺の危険性が浮き彫りになっています。

「エンドゲーム作戦」で逮捕されたサイバー犯罪者、7,400万ドル(約110億円)を荒稼ぎ

「エンドゲーム作戦」で逮捕されたサイバー犯罪者、7,400万ドル(約110億円)を荒稼ぎ

9か国の法執行機関が協力し、ある脅威グループのマルウェアとランサムウェアの運用が大混乱に陥りました。この作戦は、エンドゲーム作戦(Operation Endgame)と名付けられ、2021年に発生した大規模なEmotetによるサイバー攻撃の背後にいた犯罪者の逮捕に貢献してきました。

従業員にセキュリティ意識向上トレーニングを実施していないグローバル企業の割合は26%

従業員にセキュリティ意識向上トレーニングを実施していないグローバル企業の割合は26%

英国のセキュリティ企業Hornetsecurityの調査によると、世界中の組織の4分の1以上(26%)が従業員にセキュリティ意識向上トレーニングを実施していないことが明らかになりました。Hornetsecurityの研究者は、特に中小企業において実施している割合が低い傾向にあると述べています。

メールによる侵害は昔流行った攻撃ではなく、今もその手口を進化させ続けている

メールによる侵害は昔流行った攻撃ではなく、今もその手口を進化させ続けている

メールによる侵害は今も増加していますが、その手法を分析することで、企業が防御をどのように進化させるべきかが見えてきます。

Cloudflare Workersのサーバーレスコンピューティングを悪用する新しいトランスペアレントフィッシング攻撃

Cloudflare Workersのサーバーレスコンピューティングを悪用する新しいトランスペアレントフィッシング攻撃

複数のサイバー脅威グループがアカウントを侵害するために正規のCloudflareサービスを利用しており、これらのグループによるフィッシングキャンペーンが増加しています。

サイバー兵器「ワイパー型マルウェア」を使用する攻撃グループ「Void Manticore」

サイバー兵器「ワイパー型マルウェア」を使用する攻撃グループ「Void Manticore」

ハマスを支持するハクティビストグループである「Void Manticore」は、BiBi Wiperと呼ばれるワイパー型マルウェアをアップデートしたバージョンと2つの新しいワイパー型マルウェアの亜種を追加し、攻撃用のペイロードを拡充しています。

MicrosoftとKnowBe4、不審メールの通報ボタン「Microsoft Ribbon Phish Alert Button」の開発で協業

MicrosoftとKnowBe4、不審メールの通報ボタン「Microsoft Ribbon Phish Alert Button」の開発で協業

増え続けるフィッシング攻撃は、組織にとって絶え間なく降りかかる脅威です。この脅威への対策として、従業員が疑わしいメールを管理者に通報することの重要性は高まっています。不審なメールを通報することが習慣化することは、潜在的な脅威の検出とリスクの低減に役立つだけでなく、従業員のセキュリティ意識の向上に大きな役割を果たします。フィッシングの疑いがあるメールを通報することは重要とはいえ、その方法は簡単とは言えませんでした。