クラウドシステムへのアクセス情報を狙う攻撃が2023年に前年比110%と急増。



新たに公開されたデータは、クラウド環境への攻撃が高度化していることを示しています。

画像1-Apr-04-2024-09-08-16-2512-AMCrowdStrike2024年グローバル脅威レポートによると、クラウド環境に対する標的型攻撃が増加しており、クラウド環境が「未開拓の市場」との認識がサイバー犯罪経済界で広がっていることを示しています。 

このレポートによると、「クラウドを狙った」攻撃(つまり、サイバー攻撃者がクラウド環境にアクセスするための情報を収集しているケース)の数は、昨年1年間で110%増加しました。同様に、特にクラウドへのアクセス情報を狙った攻撃ではありませんが、結果としてクラウドが攻撃されたケースも60%増加しました。その結果、クラウドに関連するサイバー攻撃が急増しています。

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出典:
CrowdStrike

詐取した正規の認証情報を使って、クラウドシステムへ侵入し、正規のアプリによって攻撃を仕掛けることはこれまで以上に増えています。さらに、このことによりデータ流出被害も増えていて、新しい攻撃対象へのシフトが懸念されます。一般業務での利用者、開発者などクラウドを利用する従業員全てが標的となるため、クラウド利用が進む今後も引き続き警戒が必要です。

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原典:Stu Sjouwerman 2024325日発信 https://blog.knowbe4.com/cloud-conscious-cyberattacks-spike-110-as-threat-groups-sharpen-skills

 

Topics: ランサムウェア, KnowBe4 SATブログ, クラウドセキュリティ

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