KnowBe4 ブログ

行動科学の視点から見るセキュリティ対策

行動科学の視点から見るセキュリティ対策

前回のブログでは、テクノロジー重視と人重視のセキュリティという二極化について取り上げました。

技術だけでも人だけでも守れない:今、必要なのはヒューマンリスクマネジメント

技術だけでも人だけでも守れない:今、必要なのはヒューマンリスクマネジメント

サイバーセキュリティの業界は長年、2つに分かれて、それぞれが独自の主張をしてきました。まずは「技術派」です。侵入が難しいシステムを作り、AI搭載の次世代ファイアウォールがあればすべて解決できると主張します。

Apple発の招待メールが落とし穴に?iCloudカレンダー悪用の新手口

Apple発の招待メールが落とし穴に?iCloudカレンダー悪用の新手口

BleepingComputerは、攻撃者がiCloudカレンダーの招待機能を悪用し、PayPalの通知を装ったフィッシングメッセージを送信していると報じています。この攻撃の特徴は、Appleのインフラから配信されるため、セキュリティフィルタを回避しやすい点です。

Googleの信頼を逆手に:AppSheet通知を装うメール型フィッシング

Googleの信頼を逆手に:AppSheet通知を装うメール型フィッシング

Hackreadによると、攻撃者がGoogleのAppSheetプラットフォームを悪用して、フィッシングメールを送信しています。

量も質も一気に加速させる、AI×フィッシングの現実

量も質も一気に加速させる、AI×フィッシングの現実

USIAのCommercial Property & Casualty担当パートナー兼副社長、Matt Weidman氏によると、AIを使ったフィッシング攻撃は、組織にとって拡大する重大な脅威です。

オープンソースのサプライチェーンが抱えるセキュリティ上の課題を再認識する事件

オープンソースのサプライチェーンが抱えるセキュリティ上の課題を再認識する事件

「やられたよ。みなさん、すみません。とても恥ずかしいです。」これはオープンソース開発者のqixが、ソーシャルエンジニアリングによりGitHubアカウントの認証情報を奪われた際に、世界に向けて発した開示・通知のメッセージです。

生産性か、セキュリティか... シャドーAIが組織にもたらすリスクが増大

生産性か、セキュリティか... シャドーAIが組織にもたらすリスクが増大

Netskopeのレポートによると、シャドーAIの利用は増加しており、多くの組織のセキュリティリスクが増加していることが判明しました。

DevSecOpsだけじゃないセキュリティチャンピオン制度のすすめ

DevSecOpsだけじゃないセキュリティチャンピオン制度のすすめ

私はセキュリティ意識向上トレーニングの普及のためには社内にセキュリティの「チャンピオン制度」を設けることを勧めています。チャンピオン制度とは、社内の同僚が「セキュリティの伝道役」として自発的に立ち、フィッシングやソーシャルエンジニアリングなどのリスクを自分ごととして伝え、望ましい行動を実演し、現場の声を集めて還流させる取り組みです。動画やクイズ、ポリシーを補完する有効な手段です。

FBIと米国銀行協会がディープフェイク詐欺の拡大に伴う注意喚起文を共同で公表

FBIと米国銀行協会がディープフェイク詐欺の拡大に伴う注意喚起文を共同で公表

FBIとAmerican Bankers Association(米国銀行協会、ABA)は、AIで生成されたディープフェイク詐欺の脅威が拡大しているとして、共同で注意喚起文を公表しました。

多要素認証を回避する新手のPhaaS:『Salty 2FA』が北米・欧州で拡散中

多要素認証を回避する新手のPhaaS:『Salty 2FA』が北米・欧州で拡散中

ANYRUNのリサーチャーによると、攻撃者は「Salty 2FA」と呼ばれる新たなフィッシング・アズ・ア・サービス(PhaaS)プラットフォームを使用し、北米および欧州の幅広い業界を標的にしています。