AIを悪用した不正が1,200%増加、広がる新たな攻撃の形

TOKYO, JP | 2026年03月17日

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Pindrop Securityの最新レポートによると、2025年12月にAIを駆使した攻撃が1,200%以上増加しました。攻撃者は偵察用ボットから、ディープフェイクを悪用した巧妙ななりすましまで、攻撃のあらゆる段階でAIを活用しています。リサーチャーは次のように説明しています。「Pindropの社内データによると、AIによる不正(もしくは人手を介さない不正)は2025年12月時点で1,210%急増しました。」

「このことから分かるのは、攻撃者がAIを中核に据えて、攻撃手法を根本から作り直しているということです。AIは低コストでスピードがあり、検知されにくいうえ、規模を素早く拡大できます。AIモデルを一度だけ訓練すれば、休むことなく標的の弱点を突き続けます。」

こうした攻撃はあらゆる業界を標的にしていますが、Pindropは特に医療と小売業界でAIを悪用した不正の影響が多いと指摘しています。

ある大手医療機関では、2025年夏以降に1万5,000件もの不正なボット通話が確認されました。また小売業界でも、2025年11月以降、AIによる不正が330%増加しています。

リサーチャーは次のように述べています。「業界によって被害の形は違いますが、手口には多くの共通点があります。例えば、医療分野では、ボットがコンタクトセンターに大量の電話をかけて事前情報を収集し、患者のアカウントやHSA、FSA資金への不正アクセスを狙います。小売分野では、AIを使って返品ポリシーの隙を突き、少額の取引を積み重ねて最終的に大きな損失をもたらしています。また社内のやり取りでも、AI生成の動画や音声を使って採用候補者や経営幹部になりすまし、システムへのアクセス取得やソーシャルエンジニアリングに悪用されています。細かい手口は違いますが、その根底にあるのは共通してAIを悪用している点です。」

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詳細については、Infosecurity Magazineの記事をご参照ください。

Topics: フィッシング, KnowBe4 SATブログ, セキュリティ文化

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