東京(2023年9月19日発)- セキュリティ意識向上トレーニングとフィッシングシミュレーション・分析を組み合わせた世界最大の統合型プラットフォームのプロバイダー(*)であるKnowBe4(本社:米国フロリダ州タンパベイ、創立者兼CEO:Stu Sjouwerman (ストゥ・シャワーマン))は、2024年へ向けて日本市場に根付いた新たな事業戦略を発表します。
この順調なビジネスの背景には、日本法人の設立以来、KnowBe4が訴求してきたセキュリティ意識向上トレーニング(SAT)の必要性が日本市場で徐々に浸透してきたことにあります。米国本社CEOストゥ・シャワーマンは、KnowB4 Japan の設立に際して日本市場について次のように述べています。「日本市場はとても興味深く独特です。企業向けソフトウェア市場としては、英国ではなく日本が世界2位ですが、セキュリティ教育やフィッシング攻撃のシミュレーションをグローバル展開できるように多言語対応で、尚且つ統合型プラットフォームによるクラウドサービス事業に特化して展開している企業は日本にはありません。」 KnowBe4は日本法人の設立以来の日本の特異性を理解し、一貫した事業戦略を実践していますが、この一貫した事業戦略がこれまでの日本市場での実績を支えてくれています。
また。その他のKnowB4 Japanの今後の成長を後押しする要因として、2023年に入って日本を標的とするサイバー攻撃が急激に増加し、その被害も企業経営において大きな問題となってきていることが挙げられます。
このような背景のなか、KnowBe4は2024年を日本市場でのビジネスのさらなる成長を実現するための転換点と位置づけ、2024年へ向けての事業刷新と事業強化を促進していきます。そのポイントなるのが、日本市場に根付いた新たな事業戦略です。
<2024年度に向けた日本市場に根付いた新たなKnowBe4 Japanの事業戦略>
KnowBe4本社国際セールス部門統括エグゼクティブバイスプレジデントのTony Jennings(トニー・ジェニングス)は、今回発表した日本市場に根付いた新たな事業戦略について次のようにコメントしています。
「KnowBe4は、常にKnowBe4の国際ビジネスにおいて日本を最重要市場として考えています。このスタンスは、KnowB4 Japanの3年前設立から不変です。これこそが、日本がKnowBe4の国際ビジネスの中で急成長し続けている国の1つとなっている源泉です。この3年間の日本市場での成長実績をさらに加速するために、日本の営業チームを率いるガブリエル・タンとともに、新たな事業戦略に挑むことにしました。KnowBe4の自社調べですが、KnowBe4のセキュリティ意識向上トレーニングプラットフォームの総獲得可能市場は、Asia Pacific USD37.8億(5,292億円)のうちで日本はその21%のUSD7.94億(1,112億円)です。これは、この3年間の日本市場での成長実績は始まりに過ぎないと言える証しです。KnowBe4は、ガブリエル・タンが率いるKnowB4 Japanのさらなる成長に期待しています。」
KnowBe4 Japan合同会社の営業組織を統括するガブリエル・タンは、次のように述べています。
「日本においても、セキュリティ意識向上トレーニング市場は、グローバル展開する大手企業から始まり、その裾野が着実にと拡大しはじめています。日本でのセキュリティ意識向上トレーニングは、「Nice to Have」から「Must Have」へと大きな需要の高まりが始まっています。日本においては、人的防御の重要性を大企業は理解し始め、多くの大手企業がセキュリティ意識向上トレーニングを採用してきていますが、まだ中堅・中小企業における人的防御の重要性の認識は低いと言わざるを得ません。最近の日本での多くのインシデントは、大手企業の傘下にある組織や現地法人などのITセキュリティが手薄なところから始まっています。この市場ニーズに応えるべき営業・サポート体制のさらなる増強を図り、日本市場に根付いた新たな事業戦略を推進していきます。」
<KnowBe4について>
KnowBe4は、人的防御層(ヒューマンデフェンス・レイヤー)の形成・構成に重点を置く、セキュリティ意識向上トレーニングとフィッシングシミュレーション・分析を組み合わせた世界最大の統合型プラットフォームのプロバイダーです。KnowBe4は、IT/データセキュリティ・エキスパートであるStu Sjouwerman(ストゥ・シャワーマン)によって2010 年8 ⽉に米国フロリダ州タンパベイで設立され、セキュリティの「人的要素:ヒューマンエラーの克服」にフォーカスして、ランサムウェア、CEO攻撃/詐欺、ビジネスメール詐欺(BEC)を始めとする巧妙化するソーシャルエンジニアリング手口などの社員ひとり一人のセキュリティに対する認識を高めることで、「人」を狙うセキュリティ脅威から個人、組織、団体を防御することを支援しています。2023年5月現在、6万社を超える企業や団体がKnowBe4を採用して、防御の最終ラインとして「人」による防御壁を構築しています。KnowBe4についてさらに知りたい方は、www.knowbe4.jp をアクセスしてください。
*セキュリティ意識向上トレーニングとフィッシングシミュレーション・分析を組み合わせた世界最大のKnowBe4のクラウド型統合プラットフォームは、増加し続けるフィッシング攻撃に対応する最新の模擬フィッシング/ランディングページ演習テンプレート(23,000種以上)に加えて、日々巧妙化するハッカーの手口に対抗するための様々なトレーニングコンテンツ(343種のインタラクティブトレーニングモジュール、561種の動画トレーニングモジュール、1459種のセキュリティ教育/トレーニングコンテンツ)を提供しています((2023年6月末現在 自社調べ)。