ファイル共有を悪用したフィッシング攻撃が過去1年間で350%増加
米国のセキュリティ企業であるAbnormal Securityが公開した最新のレポートにより、ファイル共有を悪用したフィッシング攻撃(ファイル共有フィッシング攻撃)が過去1年間で急増していることが明らかになりました。
米国のセキュリティ企業であるAbnormal Securityが公開した最新のレポートにより、ファイル共有を悪用したフィッシング攻撃(ファイル共有フィッシング攻撃)が過去1年間で急増していることが明らかになりました。
2023年の攻撃を分析した結果を見ると、金融サービス業界にとっては非常に悪い年となりました。ベンダーメール詐欺(VEC)とビジネスメール詐欺(BEC)の両方が増加していますが、非常に特殊な手法が使用され、数百万ドルが標的となりました。
カリフォルニア州に拠点を置くセキュリティ企業のResecurityは、あるサイバー犯罪組織を追っています。このサイバー犯罪組織「GXC Team」は、オンラインバンキング利用者を標的とする攻撃やソーシャルエンジニアリング攻撃を簡単に実行できるようにするツールを開発・販売しています。