Bitdefenderのリサーチャーによると、中東で続く衝突をめぐる不安や混乱に乗じて、攻撃者が湾岸諸国を標的としたフィッシング攻撃を活発化させています。2月28日に米国とイスラエルによるイランへの最初の攻撃が行われた後、フィッシングメールが130%急増したことが確認されています。
リサーチャーは次のように説明しています。「2月28日以降、湾岸諸国を標的としたフィッシングメールやマルウェア配信メールは急増し、高い水準で推移しました。わずか数日のうちにアクティビティは倍増し、ピーク時には平常時の4倍近くに達しました。これを見ると、攻撃は一時的なものではなく、持続的かつ組織的な攻撃であることが分かります。攻撃者は緊張や混乱を突くために、フィッシングやマルウェアをリアルタイムで調整しながら展開していると考えられます。」
湾岸諸国では国家支援を受けた脅威アクターによるフィッシングキャンペーンも確認されていますが、Bitdefenderは、今回の攻撃の多くは金銭目的の攻撃者によるものだとみています。
攻撃者は以前から、世界で起きている出来事に便乗したソーシャルエンジニアリング攻撃を仕掛けてきました。今回の攻撃では、請求書や契約書、配送通知といった内容の文面が多く使われており、地域全体で発生している物流の混乱に付け込んでいます。
Bitdefenderは、ソーシャルエンジニアリング攻撃の被害を避けるため、次のような対策を勧めています。
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詳細については、Bitdefenderの記事をご参照ください。
原典:KnowBe4 Team著 2026年4月3日発信 https://blog.knowbe4.com/phishing-attacks-exploiting-iran-war