採用面接を装うBitB攻撃:狙われる企業の認証情報

TOKYO, JP | 2026年09月8日

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Zimperiumのリサーチャーは、Browser-in-the-Broser(BitB)攻撃を悪用してユーザーから企業の認証情報を盗み出すフィッシングキャンペーンが、展開されていることを確認しています。攻撃者は大手企業に実在する人事担当者になりすまし、極めて精巧に作り込まれた採用面接のプロセスを装って求職者を狙います。

リサーチャーは次のように述べています。「今回のサンプルで標的とされていたのは、Eコマース、高級ブランド、大手テック、航空、小売といった業種です。具体的には、Amazon、Louis Vuitton、Apple、FIFA、Emirates Group、Boeing、Heineken、Deloitte、Central Network Retail Group(CNRG)、Legoなどが挙げられます。」

とりわけ注意が必要なのはモバイルユーザーです。スマートフォンの画面では、フィッシング攻撃を見抜く手がかりが少なくなります。

Zimperiumは次のように説明しています。「デスクトップのユーザーには、ブラウザのポップアップウィンドウを模した偽の画面が表示されます。一方で、モバイル端末には特有の弱点があります。画面が小さい環境では攻撃が自動的に最適化され、BitBのフレームに代わって全画面の偽ログインページが表示されます。デスクトップのようなブラウザの枠やURLバーが見えないため、モバイルの被害者には、偽のログイン画面と正規のOAuth認証画面を区別する視覚的な手がかりがほとんど残されていません。」

さらに注目すべき点として、このフィッシングキットは個人利用のユーザーを自動的にふるい落とし、企業ユーザーに標的を絞る仕組みになっています。攻撃者は、企業内部への侵入の足がかりとなり得るアカウントを意図的に狙っているのです。

リサーチャーは次のように説明しています。「今回のキャンペーンにおける重要な発見は、攻撃者が事前の絞り込みロジックを厳格に組み込んでいる点です。このフィッシングキットは、すべての被害者を処理するわけではありません。入力された内容を能動的にチェックし、個人向けのメールドメインを弾いています。企業の認証情報の入力を強制することで、攻撃者は価値の高い企業アクセスを的確に狙っています。ひとたび1つの企業アカウントに侵入されれば、攻撃者はOAuthトークン、社内のやり取り、クラウドアプリケーションへ即座にアクセスでき、組織内での迅速な横展開が可能になります。」

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詳細については、Zimpreiumの記事をご参照ください。

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