ウォール・ストリート・ジャーナルの記事：サイバーセキュリティはビジネスにおける最大の懸念事項であり、サイバーセキュリティ対策に必要なリソースやツールの予算を確保すべきである

ウォール・ストリート・ジャーナルの副局長でサイバーセキュリティ担当のKim S. Nash氏は、今日のニュースレターで「貿易戦争や国家指導者の交代はもう忘れるべきであり、サイバーセキュリティこそ、他のすべてのビジネスリスクを凌駕する問題」と述べています。米国の大手保険会社「Chubb （チャブ）損害保険」がハリス・ポール（Harris Poll）に依頼してビジネスリスクに関する意思決定を行う責任者を対象に行われたアンケート調査の結果によると、

「サイバーセキュリティを地政学的リスクの中で最も重大な懸念事項」であると、、517人の60%が回答しました。

サイバー脅威が深刻な問題であることは広く認識されていると思っていましたが、他のリスクをこれほど上回っているというこの結果は驚くべきことです。

以下は、サイバーセキュリティ以外の懸念事項と回答者の割合です。

• 主要大国間の緊張の高まり— 42%
• 資源不足と気候変動— 39%
• 貿易戦争と保護主義— 38%
• 政情不安— 32%
• 紅海地域での輸送リスク— 27%
• ウクライナ戦争— 20%
• イスラエル・パレスチナ紛争— 16%

サイバーセキュリティがこれほど注目され、ウォール・ストリート・ジャーナルで取り上げられるとは、多くの人にとって驚きの内容だったのではないでしょうか。 

原典：Stu Sjouwerman著 2025年1月8日発信 https://blog.knowbe4.com/budget-ammo-dept-wsj-cybersecurity-is-the-king-of-business-worries