米国連邦捜査局(FBI)の勧告によると、ビジネスメール詐欺(BEC)攻撃は2013年から2023年の間に550億ドル以上の損失をもたらしています。
「BEC詐欺は、地域の中小企業から大企業、そして個人の取引を継続的に標的にしており、企業や個人のアカウントにアクセスする手法も進化しています。2022年12月から2023年12月の間に、世界全体で明らかになった損失は9%増加しました。2023年にインターネット犯罪苦情センター(IC3)はBECの報告件数が増加していることを確認しており、第三者決済業者、またはP2P決済業者、および暗号通貨取引所の信託口座がある金融機関に資金が直接送金されていたことを確認しており、これらの送金の仕組みによって、世界規模で被害が増加しています。」
FBIは、BECは世界的な問題であり、「全米50州と186か国で被害が発生し、140か国以上で不正送金が行われている」と指摘しています。FBIは、企業や組織がこのような攻撃の被害に遭わないようにするため、以下のベストプラクティスを推奨しています。
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詳細については、FBIの記事を参照してください。
原典:Stu Sjouwerman著 2024年9月16日発信 https://blog.knowbe4.com/bec-scams-have-caused-55-billion-in-losses-over-the-past-ten-years