数千のフィッシングページをAIが量産:進化する攻撃者のAI活用術

TOKYO, JP | 2026年07月22日

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ReliaQuestのリサーチャーによると、攻撃者は一連の攻撃を自動化し、効率を高めるためにAIツールを悪用し続けています。

サーチャーは次のように述べています。「今回分析したインシデントを見ると、攻撃者によるAIの使い方は大きく2つに分かれていました。1つ目は、攻撃そのものに組み込まれるケースです。フィッシングページの生成、Webシェルや認証情報窃取ツールの構築、静的解析の妨害、ソーシャルエンジニアリング用の文章の自然さの向上など、攻撃者がAIを使っていたことをうかがわせる痕跡が確認されました。2つ目は、AIが「おとり」として使われるケースです。攻撃者は、AIツールへの需要やAIブランドへの信頼を逆手に取り、悪意のある拡張機能のインストールや、コマンドの実行、設定手順の実行へと誘導し、疑いを持たれないように仕向けます。攻撃者によるAIの悪用は、「ShinyHunters」に関連するソーシャルエンジニアリングから、「ClickFix」を用いたマルウェア配布、さらには北朝鮮のIT労働者による詐欺に至るまで、幅広い場面で確認されています。目的は恐喝、アクセスの獲得、詐欺、スパイ活動の支援などさまざまですが、いずれのケースでもAIは一貫して、攻撃者がより少ない労力で、より速く、より大きな成果を達成することを可能にしています。」

ReliaQuestが観測したあるキャンペーンでは、攻撃者がAIを使って数千件ものフィッシングページを作成し、手作業による煩雑な工程を不要にしていました。

リサーチャーは次のように説明しています。「AIが攻撃の威力を何倍にも高めていることを最も明確に示すのが、最近確認された業界全体を巻き込むフィッシングキャンペーンです。攻撃者は、知名度のある予約プラットフォームや事業者になりすました数千件のフィッシングページを生成していました。そのHTMLからは、AIを使った作業をうかがわせる複数の痕跡が見つかっており、これらがキャンペーンを支えるインフラと、ユーザーの目に触れるコンテンツの両方に活用されていたと考えられます。」

AIは攻撃を高速化し、攻撃者が容易に攻撃規模を拡大することを可能にする一方で、攻撃の大半は依然としてソーシャルエンジニアリングなどの従来型の手法に頼っています。

リサーチャーは次のように述べています。「AIは、標的へ侵入するための手口を根本から変えるには至っていません。ほとんどの攻撃者にとっては、AIを使って一から新たな侵入方法を作り上げるよりも、実績のあるソーシャルエンジニアリングにAIを組み込むほうが、安価で現実的だからです。」

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詳細については、Relia Questの記事をご参照ください。

原典:KnowBe4 Team著 2026年7月13日発信 https://blog.knowbe4.com/attackers-using-ai-to-automate-social-engineering

トピック: フィッシング, KnowBe4 SATブログ, セキュリティ文化

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