サイバーセキュリティ担当者から見た攻撃の現状と将来、そして、ベンダーが現在のサイバー攻撃にどの程度対応できているのかを徹底的に調査した新しいレポートが公開されました。
サイバー攻撃におけるAIの現状はどうなっているのでしょうか?
米国カリフォルニア州プレザントンに本拠を置くセキュリティベンダーのSlashNext社が公開した新しいレポート「The Role of AI in Email Security(メールセキュリティにおけるAIの役割)」(英語)では、サイバーセキュリティの専門家の見地から、攻撃側と防御側の双方におけるAIの利用について考察しています。最初に、サイバー攻撃に利用されるAIの状況について確認してみます。
次に、防御側におけるAIの利用についても見ていきましょう。サイバー防衛にAIは必要だと考えられているのでしょうか?
では、AIを利用するテクノロジーは現在使われているのでしょうか?
ここで最も懸念していることは、サイバー防御でAIの真の価値が発揮されず、サイバー犯罪者が今後優位に立ち、AIを取り入れた現在のソリューションに対して進化した新しい攻撃が仕掛けられるようになることです。
サイバー攻撃を防ぐための重要な鍵は、組織の従業員一人ひとりが握っています。KnowBe4が推進しているセキュリティアウェアネストレーニングを継続的に実施することが、人的な防御層を強化するために効果的です。
原典:Stu Sjouwerman著 2023年9月15日発信 https://blog.knowbe4.com/91-cybersecurity-professionals-experienced-cyber-attacks-use-ai