KnowBe4 Japanが日本市場で代理店販売戦略を強化



「人」から始まる新しいセキュリティ対策で協業
株式会社電通国際情報サービスと国内販売代理店契約を締結

世界のセキュリティ意識向上トレーニング市場をリードするKnowBe4社の100%出資日本法人KnowBe4 Japan合同会社(本社:千代田区、日本代表マネージングディレクター:根岸正人)は、日本市場での代理店販売戦略を強化し、販売代理店網をさらに拡充すると表明し、その第一弾として、米KnowBe4本社が株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、代表取締役社長:名和 亮一、以下ISID)と国内販売代理店契約を締結したことを本日発表しました。

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本年度2月に日本法人の活動を本格的にスタートし、日本市場でのセキュリティ意識向上トレーニングに対する大きな反響を受け、34か国語による多言語対応のセキュリティ教育コンテンツなども含め、日本のグローバル企業より、多数のご関心と引き合いを受けています。また緊急事態宣言により、テレワーク社員を標的とするフィッシング攻撃が急増し、その対策の必要性からも、従業員へのセキュリティ意識向上トレーニングのニーズが高まっています。

このたび、ISID様との国内販売代理店契約を締結、これまでのKnowBe4の実績をベースに、金融業や製造業などのISID様の専門特化した幅広い業務ノウハウとシステム構築力の強みを活かし、業界別のアプローチを追加し、共同マーケティング活動などを強化していきます。

最新の注目すべき動向としては、テレワーク社員を標的とするフィッシング詐欺メールや新型コロナウイルス関連のフィッシング攻撃が急増しています。加えて、海外展開する日本企業における海外支店のITセキュリティの脆弱性を突くビジネスメール詐欺(BEC)の増加も緊急課題となっています。また、これまで日本企業は、日本語でのビジネスコミュニケーションから生まれる言語障壁で海外のサイバー攻撃者から守られてきましたが、AI翻訳などの言語支援ツールの進化によって、日本企業の海外支店を標的するサイバーテロ集団が台頭してきています。このような国際サイバーテロ集団による日本企業を標的とするサイバー攻撃は、毎年増えています。さらに、新型コロナウイルスの収束が長引き、国際経済へのマイナス影響が出始めています。反面、国際サイバーテロ集団の動きが活性化することが予測され、日本企業を標的とするサイバー攻撃も増加すると思われます。

今回の日本市場での代理店販売戦略の強化ポイント:

  • 金融機関および製造業向け業界向け販売プログラムの強化
    KnowBe4では業界別フィッシングベンチマーキング調査を毎年実施しています。日本市場においても、まずは、金融機関および製造業からベンチマーキング調査を実施し、世界の同業他社と比較を可能にしていきます。
  • 日本のグローバル企業の海外支店も含む顧客サポートの強化
    KnowBe4では、グローバルに展開しているパートナープログラムを用意しています。このグローバルプログラムによって、日本企業の海外支店はタイムリーなサポートを受けることができます。同時に、日本法人の人員を追加することで、サポート体制の強化を図ってまいります。
  • 日本企業向けトレーニングコンテンツの増強
    日本企業のために日本語化されたセキュリティトレーニングコースを増強してきています。トレーニングコースモジュールに加えて、「アセスメントプログラム」を2つ日本語化して提供します。1つは、セキュリティ意識向上の成熟度を評価するためのものです。もう1つは、セキュリティカルチャーの醸成度を評価するためのものです。

KnowBe4 Japan合同会社の日本代表マネージングディレクター根岸正人は、次のようにコメントしています。
「ISID様のような長年に渡り、専門的なビジネスノウハウとシステム構築能力に強みを持ち、金融機関と製造業界のビジネスイノベーションをサポートする幅広いソリューションを提供されてきたリーディングカンパニーと販売代理店契約を締結できたことを心より喜ばしく思います。KnowBe4の2020年、業界別フィッシングベンチマーキング調査結果によると、フィッシング詐欺ヒット率は、全ての企業/組織規模と全ての業種において、37.9%にも達しています。3人に1人以上がフィッシング詐欺被害を受けるという驚くべき結果になっています。我々のビジョンは、「日々求められるセキュリティの判断に社員一人一人の的確な意思決定を可能にするヒューマンファイアウォールの形成」です。ISID様のクラウド型サービス販売の豊富な実績やノウハウにより、「人」から始まる新しいセキュリティ対策の提案機会を拡大し、日本のお客様が課題として抱えている「個人」「部署」及び「組織全体」のリスクを数値化し、企業リスク削減においてさらなる付加価値をご提供いただけると確信しております。

KnowBe4について>
KnowBe4 は、セキュリティ意識向上トレーニングとフィッシングシミュレーション訓練・分析を組み合わせた世界最大の統合プラットフォームプロバイダーです。KnowBe4は、IT/データセキュリティ・エキスパートであるStu Sjouwerman(ストゥ・シャワーマン)によって2010 年8 ⽉に米国フロリダ州タンパベイで設立され、セキュリティの「人的要素:ヒューマンエラーの克服」にフォーカスして、ランサムウェア、CEO攻撃/詐欺、ビジネスメール詐欺(BEC)を始めとする巧妙化するソーシャルエンジニアリング手口などの社員ひとり一人のセキュリティに対する認識を高めることで、「人」を狙うセキュリティ脅威から個人、組織、団体を防御することを支援しています。世界で最も著名なサイバーセキュリティ・スペシャリストであるKevin Mitnick(ケビン・ミトニック)がCHO(Chief Hacking Officer)を務めています。同氏のハッカーの視点に立った知見をベースにKnowBe4のトレーニングプログラムは組み立てられています。2020年4月現在、3万2千社を超える企業や団体がKnowBe4を採用して、防御の最終ラインとして「人」による防御壁を構築しています。また、日本においては、2019年11月にKnowBe4社の100%出資日本法人「KnowBe4 Japan合同会社」を東京都港区に設立し、2020年2月1日付けで日本代表マネージングディレクター 根岸正人が就任し、日本国内での本格的な販売及びマーケティング活動を開始しました。 https://www.knowbe4.jp/

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