KnowBe4が、 2022年のクリスマス/年末年始に注意すべき5つの基本のサイバーセキュリティ心得を発表



ドメイン偽装、カード支払い要求詐欺など、危険な手口が、楽しい休暇シーズンに急増

 東京(20221222日発)  クリスマスを直前に控え、ドメイン偽装、ショッピング詐欺、カード支払い要求詐欺など、楽しい休暇シーズンを台無しにする危険な手口が急増しています。世界のセキュリティ意識向上トレーニング市場をリードするKnowBe4(本社:米国フロリダ州タンパベイ、創立者兼CEOStu Sjouwerman (ストゥ・シャワーマン))は、2022年のクリスマス/年末年始に仕掛けられる様々な危険なサイバー攻撃から身を守るための5つの基本のサイバーセキュリティ心得を発表しました。

 Redhead holding hot drink and using laptop at christmas in the living room毎年、年末年始に、詐欺の被害に遭う人が後を絶ちません。米FBIは、今年もクリスマスシーズンの危険なネット詐欺の発生を警告しています。米FBIによると、昨年最も流行したホリデー詐欺は、ビッシングと呼ばれるボイスメールを使ったフィッシング、スミッシングと呼ばれるSMSフィッシング、ファーミングと呼ばれる偽装ドメインへ誘導するネット詐欺などのフィッシング詐欺であったと注意喚起しています。今年も、電子メール、携帯のショートメッセージサービス(SMS)、電話を使った様々な手口が、横行しています。政府機関や有名企業を装って、個人情報、アカウント情報、ログイン認証情報などを巧みに要求してきます。米FBI Internet Crime Complaint Centers (IC3) 2021報告書によると、昨年は米国では、32万人以上がフィッシング詐欺に遭い、4400万ドル以上の損失が発生しましたと報告しています。

 同様に、情報処理推進機構(IPA)も「年末年始における情報セキュリティに関する注意喚起」https://www.ipa.go.jp/security/topics/alert20221213.html を公開しています。

 KnowBe4が発表した2022年のクリスマス/年末年始に注意すべき5つの基本のサイバーセキュリティ心得は、次の通りです。

  1.  アクセスするWebサイトや買い物をするWebサイトには、細心の注意を払い、クリックする前にリンクを必ず確認すること。不審なドメインではありませんか? スペルミスがありますか? クリックする前には、手を止めて、注意深く確認してください。
  2. 支払決済にはクレジットカードを使用すること。クレジットカード取引履歴を定期的にチェックして、不正使用や不審な取引がないかを確認してください。
  3. すべてのアカウントに強力かつ固有のパスワードを使用すること。Webサイト毎に異なるパスワードを利用し、かつ簡単に推測できないパスワードを使用する。サイバー犯罪者は、1つのパスワードを手に入れれば、他のサイトでも通用する可能性が高いことを知っています。パスワードマネージャーは、パスワードを安全に保管するための優れたツールです。
  4. 旅行の変更に関するメッセージには注意し、警戒すること。メール疑わしきは、直接担当者へ確認してください。また、常に公式チャンネルやドメインを使用して、最新の情報を得てください。
  5. メール、ショッピング、ソーシャルメディアのアカウントで可能な限り多要素認証を有効すること。自分のアカウントを守る上では、多要素認証は極めて有効な追加のセキュリティ措置です。

 KnowBe4CEOであるストゥ・シャワーマンは、この5つの基本心得について次のようにコメントしています。
「フィッシングは、その形態を問わず、一年中人々を悩ませ続けていますが、特にホリデーシーズンには注意が必要です。サイバー犯罪者は、楽しいクリスマス・年末年始時期の人の油断を狙っています。これまで以上に警戒を怠らず、詐欺の可能性を十分に認識することが必要です。この5つの基本心得を心に留めて、安全で安心なホリデーシーズンを過ごしください。」

 本プレスリリースに先たって、日本語版の無償動画コース「Stay Safe for the Holidays (年末年始を安全に過ごすために)」を公開しています。視聴を希望する方は、https://training.knowbe4.com/modstore/view/c27617f2-191a-429f-9cf1-e186990f844c をクリックして、トップバナーの言語選択ナビゲーションから日本語(Japanese)を選択してください。

 KnowBe4について>
KnowBe4は、人的防御層(ヒューマンデフェンス・レイヤー)の形成・構成に重点を置く、セキュリティ意識向上トレーニングとフィッシングシミュレーション・分析を組み合わせた世界最大の統合型プラットフォームのプロバイダーです。KnowBe4は、IT/データセキュリティ・エキスパートであるStu Sjouwerman(ストゥ・シャワーマン)によって2010 8 に米国フロリダ州タンパベイで設立され、セキュリティの「人的要素:ヒューマンエラーの克服」にフォーカスして、ランサムウェア、CEO攻撃/詐欺、ビジネスメール詐欺(BEC)を始めとする巧妙化するソーシャルエンジニアリング手口などの社員ひとり一人のセキュリティに対する認識を高めることで、「人」を狙うセキュリティ脅威から個人、組織、団体を防御することを支援しています。世界で最も著名なサイバーセキュリティ・スペシャリストであるKevin Mitnick(ケビン・ミトニック)がCHOChief Hacking Officer)を務めています。同氏のハッカーの視点に立った知見をベースにKnowBe4のトレーニングプログラムは組み立てられています。202210月現在、54千社を超える企業や団体がKnowBe4を採用して、防御の最終ラインとして「人」による防御壁を構築しています。KnowBe4についてさらに知りたい方は、www.knowbe4.jp をアクセスしてください。

Topics: KnowBe4, 5 Cybersecurity Tips for the 2022 Holiday Season

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