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「うまく頼めば、情報は人から聞き出すことができる」- ハイテクに気を取られて、ローテクの脅威を見逃すな

「うまく頼めば、情報は人から聞き出すことができる」- ハイテクに気を取られて、ローテクの脅威を見逃すな

ディープフェイクは、ここに来て、懸念を超え、大きな脅威と思われてきています。AIを駆使したこの最新の”なりすまし”技法は、画像や映像、音声などをリアルに、かつ徹底的に作り込むことで、発見がますます困難になってきています。この新技法は、極めて効果的なフェイクニュースや偽情報の拡散のほか、ソーシャルエンジニアリング展開の手段として活用されてきています。この兆しとして、有名人ディープフェイク広告も出現し始めています。

KnowBe4セキュリティ意識向上トレーニングブログ:ディープフェイク: これはイーロン・マスクではない

KnowBe4セキュリティ意識向上トレーニングブログ:ディープフェイク: これはイーロン・マスクではない

サイバー攻撃者集団が、Twitter買収で今話題の人物であるイーロン・マスクのディープフェイク動画を使って、「人」を騙して暗号通貨を送金させようとしているとBleepingComputer は報じている。Bleeping Computerは、ローレンス・エイブラムスが2004年に開設したコンピューターヘルプサイトである。コンピュータやセキュリティ、技術に関する質問に答えるためのリソースサイトであり、マルウェアやルートキットの除去、偽装セキュリティツールの削除手順といった全てのサービスは無料で利用できる(ウィキペディアより)。この最新記事によると、サイバー攻撃集団は、イーロン・マスクが所有していると騙る「BitVex」と呼ばれる偽の暗号通貨取引プラットフォームを立ち上げ、そして、サイバー攻撃集団はハッキングしたYouTubeのアカウントを使い、イーロン・マスクと暗号通貨の関係者と称する人物のディープフェイク動画を拡散して、このプラットフォームのプロモーションを仕掛けている。